営業成績を張り合ってくる なぜあの人はわざわざ言いに来る?

毎月、数字が出るたびに「私、今月〇件だったよ」と、先に言ってくる同僚。
成績は全員が画面で見られるのに、わざわざ言いに来る。「私、100点だった」と答案を見せびらかすように。
ある生徒さんの先輩は、帰り際に聞こえるように「なんか最近、そんなに努力してないのに成約できてさ」と話すそうです。
客先と業者に電話して金額を決めたのは、その生徒さんなのに。
気にしないつもりでも、数字の話になると肩に力が入ります。
悔しいのとも、うらやましいのとも少しちがう。ただ、心がざわざわと乱される。
その人は、なぜ張り合ってくるのでしょう。
理由は2つ。性格と、環境です。
注文管理システムの契約一覧で、全員の数字が見える。情報共有の名で競争をあおる職場ほど、張り合いは起こります。
張り合ってくる相手は、同じ土俵に誘っているだけです。そして、その土俵をつくっているのは、相手ではなく職場の仕組みです。
勝てない自分を責める前に、あなたの職場を3つの目で見てみてください。
見るのは3つ。
成績が全員に見える、順位が貼り出される、会議で名指しで褒められる。比べることが前提の職場では、数字を見せたい人が増えます。
ミスをすると責められる、陰で噂される。失敗が許されない職場では、成果を見せて自分を守る人が出てきます。
「わからない」「しんどい」と言える空気があるか。言えない職場では、不安が強がりになって、自慢という形で出てきます。
あなたが弱いのではなく、
職場が人を競わせているのです。
では、もうひとつだけ。
答案をひらひらさせて歩く、あの人。あなたは、うらやましいと思いますか。「ああなりたい」と、憧れのまなざしで見られますか。
きっと、そうは思えないはずです。むしろ少し、冷めて見える。
うらやましくない相手に、勝つ必要はありません。次に答案が目の前でひらひらしたら、少し冷めた目で眺めてみてください。ざわざわは、思ったより早く静まりますから。
張り合ってくる人に
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