職場に友達は必要なのか?職場の友達には「厳しさ」を持つことが大切
こんにちは。福原めぐみです。
少し前の記事なんですけど、ネット上で話題になっています。
プライベートを明確に分ける人が増えている昨今、職場に友達は必要なのか?コンサルティング会社が調査したところ、およそ6割の人が職場に友達は必要と回答しました。
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回答の6割が「必要」と答えていて、管理職に至っては7割以上が必要という結果になっています。
また、会社に1人ぼっち社員がいると答えた人も約3割、自分がその1人ぼっち社員だという人も割合いたようです。
職場の環境や役職に関係なく共通して「友達が必要」と感じている理由は、「仕事の相談ができるから」「助け合えるから」「仕事が楽しくなるから」という仕事へのモチベーション向上と直結しているからです。
仕事を通してつながる人は、同じ目標に向かって突き進む会社の仲間。社内の人は身内として協働する機会が多く、お互いに支え合う関係が太く強い。
取引先や顧客に当たる人は社外の人。少し距離感がありますが、取引を通じて意気投合することもよくあります。「気心知れているから、飲みに行こうよ」と友達感覚で気軽に誘ってしまうのはよくありません。なぜなら、仕事で意見が衝突したとき相手の顔がちらついて厳しい態度にでられないことも起こるからです。
社外の人に対しては対会社としての建前も出てくることを忘れてはいけません。
仲良しクラブになってしまうのは一番危険
厳しい態度にでられないことが起こるのは、社外の人に限ったことではありません。
社内の人に対しても、友達感覚で仲良しクラブになってしまうのは要注意。
先輩や同僚から、何かと頼まれごとがやってくること、ないですか?
残念ながら、先輩や同僚には「やってもらって当たり前」という無意識が芽生えている証拠です。
そうなったのは、あなた側にも原因があって、あなたが「仲良しクラブ」の枠に縛られて、相手の気分を害することを避けているため、反対意見や、交渉、キッパリと断ることができなかった結果。
「原因の一端は自分にもある」と知ってください。
健全に仕事仲間とつながるには、自分に厳しさを持って
冒頭のネットニュースに戻りますが、職場に良好な人間関係があると、「今日、会社に行きたくない」などと後ろ向きな気持ちは起きません。
朝起きて、食事をして、身支度を整えて家を出ていく。ルーティーンという人もいますが、私は、「何かが私を呼んでいる」感覚を覚えます。
「やっつけたい仕事がある」「試したいことがある」「上司に報告したいことがある」「お客さんに早く耳寄りな情報を届けたい」と、仕事を発端とした背中を押す力が存在するのが仕事だと思っています。
この「何かが私を呼んでいるような」「背中を押す力」は、仕事によるものと、友情によるものの2つの要素があると思います。どちらかに偏らず、バランスが取れていることが大事です。なぜなら、仕事のみだとあまりにもぶっきらぼうな人間性のせいで人との協働を難しくしますし、友情に偏って、立ち話やタバコ休憩が多いと「あの人、会社に何しに来たの?」と周りは不信を抱いてしまうからです。
「仕事の相談ができるから」「助け合えるから」「仕事が楽しくなるから」というモチベーション向上するプラスの力を継続するためにも、親しき中にも礼儀あり。ときには厳しいこともいえる間柄でいることを忘れないでほしいです。
6割の人が職場に友達は必要、というけれど、なかなか懇意になれないのが現実・・・
親戚や近隣、職場といった、そこに行けば勝手にできる「縁」が持ちにくくなったと感じている人も多いでしょう。職場に友達が必要と感じつつも、LINE交換に行きつけない。ひとり職場でそもそも相手がない、という人もいます。友達を作る以前の状況で、人とつながっていくには、どうしたらいいのでしょう…?
次回につづきます。
続・職場に友達は必要なのか?人を誘うのをためらう、積極的でない人が「つながり」を持つには
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